職員のひとり言⑦ 

2019年04月2日 | カテゴリー :ワーク

 「今日ね、保育園に春がやって来たんよ。庭にしゃくら(桜)があるやろー、しゃくらが咲いたんよ」

  知らぬ間に長男は時候の挨拶ができるようになり、あっという間に次男はトコトコ走るようになり、気づけば私は復職して半年が経過していました。

  親子3人の時とは時の流れが全く違うようで、3倍速の世界で生きている気がします。子どもらは頻繁に熱を出していますが、家族みんな無事に新しい季節を迎えられ安堵しています。この時期になると、学生時代先輩が卒業する際に、私たち後輩に向けて贈ってくれた言葉を思い出します。

   それは“恩送り”という言葉です。“これまで先生や先輩からたくさんのことをしてもらってきたと思う。今はその方たちに何も返せていないと思っているかもしれない。でも、今までしてもらったようにこれから後輩に色々してあげてほしい。それが“恩送り”になるから・・”と。

   その当時もハッとさせられましたが、年々その言葉が染みてきます。「わくわく」でもらった恩だけでも、一生かかっても送り終わらんなー・・・と思う、今日この頃です。

たまには長男と雛めぐりデート。(今は女の子のお祝いですが、以前は男女共通の行事だったとか)