ボランティア活動に半生を捧げたと言っても過言ではない、増田 勵さんが3月にお亡くなりになりました。昭和40年代の半ばから、田町のラーメン屋店主の傍ら「真心を出す会」というボランティアグループを作り、弘徳学園、ももぞの学園、若松園の利用者、園児たちを遊園地などに招待していました。アイデアマンの増田さんは、施設の自立の一助にと、コメ菓子(パンパン菓子)や手作り蒟蒻の製造販売を手掛け、今ではそれぞれ施設の自主生産活動の柱になるまでに育ててくださいました。また、ボランティア協会岡山ビューローの運営や、岡山県セルプセンター事務局長、特別養護老人ホーム岡山シルバーセンターの施設長も歴任されました。最後はやはり一ボランティアとして、わくわくワークに足を運んでくださっていました。晩年視力が衰えましたが、そのアイデアは尽きることなくさまざまなご助言をいただいておりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
写真いずれも左から2人目